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若狭湾周辺を駆け抜ける高速ターマックバトル!

JN3天野智之が11ステージベストの圧勝で4連勝

 全日本ラリー選手権は、5月19〜21日に福井県おおい町で行われた『若狭ラリー2017』で第4戦を迎え、ターマックラリー4連戦の3戦目となった。この大会は若狭湾を囲むように並んだ丘陵地帯を駆け抜けるラリーで、ヘッドクォーターとサービスパークは『うみんぴあ大飯』に設定。オープンクラス4台を含む51台の参加があった。
 ラリーは2日間に渡り合計14ステージを戦う。デイ1には8ステージが用意され、9.40km『Furusato』を3本、10.03km『Gonami』を2本、4.02km『Sekiya』を1本、1.03kmのスーパーSS『SSS Play Park Sammy』を1本走行する。デイ2は6ステージで、8.63km『Furusato Reverse』を2本、『Sekiya』を2本、『SSS Play Park Sammy』を2本走行するスケジュールとなっている。
 今回参加したフォルテックサポートドライバーは、JN6クラスはVAB WRX STIを駆る勝田範彦選手、CZ4Aランサーの奴田原文雄選手。JN3クラスにはNCP131ヴィッツを駆る天野智之選手が参戦し、JN1クラスにはオクヤマワークスのいとうりな選手がRPN車両のNCP131ヴィッツで参戦した。

 今シーズンも圧勝ペースですでに3連勝を挙げているJN3クラスのディフェンディングチャンピオン天野智之選手。若狭ラリーでも序盤から速さを見せた。SS1では2位に約4秒差、SS2では約10秒、SS3は約4秒とギャップを重ね、デイ1では6連続ベストを計測して30秒以上ものマージンを稼ぎ出した。デイ2でも好調にベストタイムを叩き出し、2番手に付けていたヴィッツCVT車を駆る大倉聡選手がSS12でリタイアしてからは2位との差がさらに開いていく。天野選手はデイ2で5連続ベストタイムを計測して、最終的には2位に4分以上の差を付けた。この結果、総合13位、JN6クラスでもシングルフィニッシュできるタイムでJN3クラス圧勝。今シーズン4勝目を挙げた。
JN6クラスは混戦模様で、デイ1序盤は勝田範彦選手と奴田原文雄選手、そして福永修選手の三つ巴となっていた。勝田選手はオープニングからベストタイムを連発。デイ1は2位に約5秒差を付けてデイ2での逃げ切りを誓った。しかし、勝田選手はデイ2のSS11(スーパーSS)でマシンが不調に陥ってしまい、福永選手に迫られてしまう。1秒差を争う接戦に持ち込まれてしまい、SS12では2秒差を付けられて逆転されてしまう。残る2ステージで逆転を誓った勝田選手だったが、ともに2番手タイムに留まってしまい最終的にはJN6クラス2位。開幕4連勝とはならず、勝田選手に今季初黒星が付いてしまった。また、奴田原選手は序盤から3番手タイム連発で虎視眈々と首位を狙っていたが、ベストタイムの計測はショートステージに留まりJN6クラス3位となった。
JN1クラスをヴィッツRSで戦うオクヤマワークスのいとうりな選手。今ラリーでは序盤で2度のクラス5番手タイムをマークするなど善戦したが、デイ1後半からペースを奪われ後退。最終的にはJN1クラス6位でフィニッシュした。

 全日本ラリー選手権第5戦は6月8〜11日に群馬県嬬恋村周辺で開催される『モントレー2017 in 嬬恋』。今シーズンの開幕戦『ラリーオブ嬬恋』とほぼ同じエリアを使って開催されるターマックラリーで、前半戦を締めくくる大切な一戦。フォルテックサポートドライバーたちの健闘に期待したい。なお、2017年全日本選手権のシリーズ成績は11月末に開催されるJAFモータースポーツ表彰式で正式認定される。

2017年JAF全日本ラリー選手権第4戦
Wakasa Rally 2017
開催日:2017年5月19日(金)〜21日(日)
開催地:福井県おおい町周辺451.54km(SS総距離81.70km/ターマック路面)
主催:モータースポーツクラブシンフォニーオブ京都[SYMPHONY]、大阪電気通信大学体育会自動車部[OECU-AC]



今回も圧倒的なレース運びを披露した
JN3天野智之/井上裕紀子組が4勝目。


首位を走っていたJN6勝田範彦/
石田裕一組はデイ2で逆転されクラス2位に。